New Mexico と Texas の旅 11- VLA


大平原を走るのは大好き。雲の動きが見えるから。
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この日も雲が流れ来た。そして、低くたれこみ暗くなる。20161001-_ma_4378
そうこうしていると、一気に雨が降り始める。道の先には雨雲はないからすぐ止むのもわかる。20161001-_ma_4386
こうして私たちはSoccoroの町から50マイル (80km) ほど離れた場所にあるVLAにたどり着く。20161001-_ma_4401
VLA とはVery Large Array (超大型干渉電波望遠鏡群)の略称だ。
こんなに大きなアンテナ機が9機ずつ、正三角形の頂点を目指すように3方向に設置されている。だから27機が同時稼働していることになる。敷地面積はニューヨークがすっぽり入るぐらいの大きさ。20161001-_ma_4435
この日は特別公開日だったので訪れることができた。20161001-_ma_4414
宇宙科学者の説明を一生懸命聞いても、よく分からない。専門用語がバンバンで、もう、お手上げ。訪れた人たちの質問もすごく高度みたいだ。そっか、宇宙科学に興味がない人は、こんなところまで来ないから当たり前かと納得する。

少しわかったことは、従来の望遠鏡はまさにレンズを通して見るわけで、夜、暗いところでしか大抵は観察できない。でも、このラジオ電波の望遠鏡なら昼夜関係なく観察できるということ。星はみんなエネルギーを放出しているから、そのエネルギーをキャッチして画像化するという技術らしい。そして、今まで見えなかったものが突然見えるようになってきた。

「かつて宇宙人らしき人からの信号を受け取ったことはありますか?」なんてジョーダンで質問しようと思ったけど、やめときました。
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全てのアンテナ機はしっかりとアンカーに固定されている。
アンカーも当然地底深くまで伸びている。わずかな振動もあってはならないからだ。
これらのアンテナ機は観測のため周期的に移動したり、洗浄、修理のため、倉庫に入る。ボルトが外され、専用の移動貨車に乗せられ、時速3マイル(4.8km)のスピード、つまり、私たちが歩くスピードより遅い速度でゆっくりと動いていく。
アンテナ機の距離間隔調整はちょうどカメラのFストップ調整に似ている。
アンテナ機の距離間隔を縮めるということは、Fストップを下げて、絞りを大きくするということ。そして被写界深度が浅くなり、フォーカスされていない所はボケとなる。
アンテナ機の距離間隔を最高にあげるということは、Fストップを高くして、絞りを小さくすること。すると被写界深度が深くなり、全ての画像が鮮明に見えるようになる。20161001-_ma_4426
ばんちゃんは熱心に話に聞き入っていましたが、私は・・・トイレの中に入って、こんなタイルを見つけた。そんなこんなではしゃいでいたら・・・じ〜っと、すごい目で見られてヒンシュクを買ってしまった。20161001-_ma_4433
科学者の頭脳に敬服。

30年以上かけてようやく最近できた南米のチリのALMA (Atacama Large Millimeter/submillimeter Array) は、 VLAを上回る。場所、資金、全てにおいて困難を極めた後の完成だ。まさに世界の科学者と投資家の努力の結晶と言える。これから加速度を増して宇宙の神秘が解き明かされていく。
期待します。
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